アートメイクの種類と費用|眉・アイライン・リップ

アートメイクとは?人気が高まる理由

アートメイクとは、皮膚の浅い層に専用の針で色素を注入し、眉やアイライン、リップなどのメイクを長期間持続させる美容医療技術です。「落ちないメイク」とも呼ばれ、毎日のメイク時間を大幅に短縮できることから、近年ますます人気が高まっています。

日本ではアートメイクは医療行為に分類されており、医師または医師の指示のもとで看護師が施術を行う必要があります。サロンではなく、医療機関(クリニック)で受けることが安全面・法律面の両方から推奨されています。

アートメイクの主な種類

アートメイクにはさまざまな部位と技法がありますが、特に人気の高い3つの部位について詳しく解説します。

眉(アイブロウ)アートメイク

最も人気のある部位が眉のアートメイクです。眉の形が整うだけで顔全体の印象が大きく変わるため、「まずは眉から」という方が多いとされています。

眉アートメイクには主に以下の技法があります。

  • 2D(パウダー):パウダーで眉を描いたようなふんわりとした仕上がり。メイク感がしっかり出るのが特徴です。
  • 3D(毛並み):1本1本毛を描くように色素を入れ、自然な毛並みを再現します。すっぴんでも違和感が少ない仕上がりです。
  • 4D(パウダー+毛並み):2Dと3Dを組み合わせた技法で、自然さとメイク感を両立できるため、最も人気の高い手法とされています。

アイラインアートメイク

まつ毛の際に沿って色素を入れることで、目元をぱっちりとした印象にする施術です。ナチュラルなインラインから、しっかりしたアウトラインまで、好みに合わせた仕上がりが選べます。

  • インライン:まつ毛の隙間を埋めるように入れるため、非常に自然な仕上がりになります。
  • アウトライン:まつ毛の上にラインを引くように色素を入れ、しっかりとしたアイライン効果が得られます。
  • テールライン:目尻にかけてラインを延長し、より華やかな印象に仕上げます。

アイライン周辺は皮膚が薄くデリケートな部位のため、施術実績が豊富なクリニックを選ぶことが重要です。

リップ(唇)アートメイク

唇全体に色素を入れることで、血色感のある健康的な唇を演出する施術です。唇の色味が薄い方や、輪郭をはっきりさせたい方に人気があります。

  • フルリップ:唇全体に色素を入れ、リップを塗ったような仕上がりにします。
  • リップライン:唇の輪郭のみに色素を入れ、形を整えます。
  • シャドウリップ:グラデーションをつけて、より自然で立体的な唇に仕上げます。

アートメイクの費用相場

アートメイクの費用はクリニックや技法、施術者のランクによって異なります。以下は2回セットでの一般的な費用相場です。

  • 眉アートメイク:約5万円〜15万円(2回セット)
  • アイラインアートメイク:約3万円〜8万円(2回セット)
  • リップアートメイク:約7万円〜18万円(2回セット)

アートメイクは通常2〜3回の施術で色を定着させるのが一般的です。初回の施術だけでは色が薄く退色しやすいため、リタッチ(2回目以降の施術)を含めたトータル費用で比較することをおすすめします。

また、アートメイクは自由診療(保険適用外)のため、全額自己負担となります。クリニックによっては分割払いやモニター価格を用意しているところもあるため、カウンセリング時に確認しましょう。

アートメイクの持続期間とメンテナンス

アートメイクの持続期間は個人差がありますが、一般的に1〜3年程度とされています。タトゥーとは異なり、皮膚の浅い層に色素を入れるため、ターンオーバー(肌の新陳代謝)によって徐々に薄くなっていきます。

色味や形を維持するためには、1〜2年ごとにリタッチ(メンテナンス施術)を受けることが推奨されています。リタッチ費用は初回施術より安価に設定されているクリニックが多いです。

クリニック選びのポイント

安全で満足度の高いアートメイクを受けるために、以下のポイントを確認しましょう。

  • 医療機関であるか:アートメイクは医療行為です。必ず医師が在籍するクリニックで施術を受けてください。
  • 施術者の実績・資格:症例写真やアーティストの経歴を確認し、自分の希望するデザインが得意な施術者を選びましょう。
  • カウンセリングの丁寧さ:デザインの希望をしっかりヒアリングし、シミュレーションを行ってくれるクリニックが安心です。
  • 使用するインク(色素)の安全性:FDA認可などの安全基準を満たしたインクを使用しているか確認しましょう。
  • アフターケア体制:施術後のトラブル対応やリタッチ保証があるかどうかも重要なポイントです。

よくある質問(FAQ)

アートメイクは痛いですか?

施術前に麻酔クリームを塗布するため、強い痛みを感じることは少ないとされています。ただし、痛みの感じ方には個人差があり、特にリップは痛みを感じやすい部位といわれています。不安な方はカウンセリング時に相談することをおすすめします。

アートメイクとタトゥーの違いは何ですか?

タトゥーは皮膚の深い層(真皮層)に色素を入れるため半永久的に残りますが、アートメイクは浅い層(表皮層〜真皮上層)に入れるため、1〜3年で徐々に薄くなっていきます。また、アートメイクは日本では医療行為に該当します。

ダウンタイムはどのくらいですか?

部位によって異なりますが、一般的に1週間〜10日程度です。眉は比較的ダウンタイムが短く、リップは腫れや皮むけが出やすいとされています。施術後はクリニックの指示に従い、患部を清潔に保つことが大切です。

MRI検査は受けられますか?

アートメイクに使用するインクの成分によっては、MRI検査時にまれに熱感やピリつきを感じることがあるとされています。MRI検査を予定している場合は、事前に担当医師に相談してください。

妊娠中でも施術を受けられますか?

妊娠中・授乳中のアートメイク施術は、多くのクリニックで推奨されていません。ホルモンバランスの変化により色の定着に影響が出る可能性があるほか、安全面からも控えることが望ましいとされています。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の医療行為を推奨するものではありません。アートメイクの施術を検討される場合は、必ず医師の診察・カウンセリングを受けたうえで、ご自身に合った方法をご判断ください。費用相場は2024年時点での目安であり、クリニックや地域、施術内容によって異なります。

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