リフトアップ注射とは?たるみ治療の基本を解説
年齢とともに気になるフェイスラインのたるみやほうれい線。メスを使わずにリフトアップ効果を得られる「リフトアップ注射」は、ダウンタイムが短く手軽に受けられることから、近年多くの方に選ばれている美容医療のひとつです。
リフトアップ注射とは、ヒアルロン酸やコラーゲンブースターなどの薬剤を皮膚や皮下組織に注入し、肌のハリや弾力を回復させてたるみを改善する施術の総称です。注射系の施術に加え、ウルセラやサーマクールなどの照射系リフトアップ治療も人気が高く、併用することで相乗効果が期待できるとされています。
本記事では、代表的なリフトアップ注射の種類と、照射系治療であるウルセラ・サーマクールの特徴・費用を徹底比較します。自分に合った施術選びの参考にしてください。
リフトアップ注射の主な種類と特徴
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射は、もっともポピュラーなリフトアップ注射のひとつです。ほうれい線やマリオネットラインの溝を埋めるだけでなく、こめかみや頬骨周辺に注入することで顔全体のリフトアップ効果が期待できるとされています。
- 持続期間:約6か月〜18か月(製剤により異なる)
- 費用相場:1本(1cc)あたり約30,000円〜80,000円
- ダウンタイム:ほぼなし〜数日程度の腫れ・内出血
エランセ(コラーゲンブースター)
エランセはPCL(ポリカプロラクトン)を主成分とする注入剤で、注入直後のボリュームアップ効果に加え、体内でコラーゲン生成を促進する作用があるとされています。ヒアルロン酸よりも長持ちする点が特徴です。
- 持続期間:約1年〜3年(製剤タイプにより異なる)
- 費用相場:1本あたり約50,000円〜120,000円
- ダウンタイム:数日程度の腫れ・内出血の可能性
スレッドリフト(糸リフト)との併用
注射ではありませんが、溶ける糸を皮下に挿入してたるみを物理的に引き上げる「スレッドリフト」は、注射系施術と併用されることが多い治療法です。ヒアルロン酸やコラーゲンブースターと組み合わせることで、即効性と持続性を両立できるとされています。
- 持続期間:約1年〜2年
- 費用相場:1本あたり約15,000円〜50,000円(使用本数により総額が変動)
- ダウンタイム:1週間〜2週間程度(腫れ・引きつれ感)
照射系リフトアップ治療:ウルセラ・サーマクールを比較
ウルセラ(HIFU治療)
ウルセラは、高密度焦点式超音波(HIFU)を用いて皮膚の深層にあるSMAS筋膜に直接アプローチする照射系リフトアップ治療です。FDAの承認を受けた医療機器であり、メスを使わずに外科的リフトアップに近い効果が期待できるとされています。
- 効果の実感:施術後1〜3か月かけて徐々にリフトアップ
- 持続期間:約6か月〜1年
- 費用相場:全顔で約150,000円〜350,000円
- ダウンタイム:ほぼなし(一時的な赤み・筋肉痛のような痛みが出る場合あり)
サーマクール(RF高周波治療)
サーマクールは、RF(高周波エネルギー)を肌の深部に照射し、コラーゲンの収縮と新生を促すことで肌の引き締め効果を得る治療法です。たるみの改善だけでなく、毛穴の引き締めや肌質改善にも効果があるとされています。
- 効果の実感:施術直後から引き締め感あり。1〜3か月で効果がピークに
- 持続期間:約6か月〜1年
- 費用相場:全顔で約100,000円〜300,000円(ショット数により変動)
- ダウンタイム:ほぼなし(軽度の赤み程度)
【一覧表】リフトアップ施術の費用・持続期間・ダウンタイム比較
以下に主要なリフトアップ施術を比較した一覧をまとめます。
- ヒアルロン酸注射:費用3〜8万円/本、持続6〜18か月、ダウンタイムほぼなし
- エランセ:費用5〜12万円/本、持続1〜3年、ダウンタイム数日
- スレッドリフト:費用1.5〜5万円/本(複数本使用)、持続1〜2年、ダウンタイム1〜2週間
- ウルセラ:費用15〜35万円/全顔、持続6か月〜1年、ダウンタイムほぼなし
- サーマクール:費用10〜30万円/全顔、持続6か月〜1年、ダウンタイムほぼなし
それぞれの施術にはメリット・デメリットがあるため、自分のたるみの程度・予算・ダウンタイムの許容範囲を踏まえて医師と相談のうえ選ぶことが大切です。
施術を選ぶ際のポイント
たるみの程度で選ぶ
軽度のたるみや予防目的であれば、ヒアルロン酸注射やサーマクールが手軽に始められる選択肢です。中度〜重度のたるみには、ウルセラやスレッドリフトとの併用が効果的とされています。
予算と持続期間で選ぶ
1回あたりの費用を抑えたい場合はヒアルロン酸注射、長期的なコストパフォーマンスを重視するならエランセやウルセラが候補になります。年間トータルの費用で比較することをおすすめします。
ダウンタイムの許容度で選ぶ
仕事やプライベートへの影響を最小限にしたい方は、ダウンタイムがほぼないウルセラやサーマクール、ヒアルロン酸注射が向いています。スレッドリフトは効果が高い反面、一定のダウンタイムが必要な点に留意しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. リフトアップ注射に痛みはありますか?
施術前に麻酔クリームや局所麻酔を使用するクリニックがほとんどです。痛みの感じ方は個人差がありますが、多くの方が「我慢できる程度」と感じるとされています。痛みに弱い方は事前にカウンセリングで相談しましょう。
Q. ウルセラとサーマクールはどちらが効果的ですか?
アプローチする層が異なります。ウルセラはSMAS筋膜に作用して「引き上げ」効果が強く、サーマクールは真皮層に作用して「引き締め」効果が強いとされています。併用することで相乗効果が期待できるため、医師の判断のもと組み合わせるケースも少なくありません。
Q. リフトアップ注射の効果はどのくらいで実感できますか?
ヒアルロン酸注射は施術直後から効果を実感しやすいとされています。一方、エランセやウルセラは体内のコラーゲン生成を促す作用があるため、1〜3か月かけて徐々に効果が現れるのが一般的です。
Q. 施術を受けられない人はいますか?
妊娠中・授乳中の方、施術部位に感染症や炎症がある方、特定の持病がある方は施術を受けられない場合があります。必ず事前のカウンセリングで医師に健康状態を伝え、適応かどうかを確認してください。
Q. 複数の施術を同時に受けることはできますか?
ヒアルロン酸注射とウルセラ、サーマクールとスレッドリフトなど、組み合わせて施術を行うクリニックもあります。ただし、施術の順番やタイミングには医学的な配慮が必要なため、必ず担当医師の指示に従ってください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の医療行為を推奨するものではありません。施術の効果・リスク・費用は個人の状態やクリニックによって異なります。施術を検討される際は、必ず医師の診察・カウンセリングを受けたうえでご判断ください。掲載されている費用は2024年時点の相場であり、実際の価格はクリニックにより異なります。


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