二重埋没法が「取れる」とは?よくある症状と前兆
二重埋没法は、メスを使わずに糸でまぶたを留めて二重ラインを作る人気の施術です。しかし、永久的な効果が保証されるわけではなく、時間の経過とともに二重ラインが薄くなったり、完全に元に戻ったりするケースがあるとされています。
「取れる」ときの前兆としては、以下のような症状が報告されています。
- 二重の幅が左右で異なってきた
- 朝起きたときに二重ラインが消えている日がある
- 三重・四重のラインが出現するようになった
- 二重の食い込みが浅くなり、ラインがぼやけてきた
- まぶたの裏にチクチクとした違和感がある
これらの症状に心当たりがある場合は、糸が緩んでいる、もしくは外れかけている可能性があります。早めにクリニックへ相談されることをおすすめします。
二重埋没法が取れる主な原因
埋没法の二重が取れてしまう原因はさまざまです。ご自身に当てはまるものがないか確認してみてください。
1. まぶたの厚み・脂肪の多さ
もともとまぶたの皮膚が厚い方や、眼窩脂肪(がんかしぼう)が多い方は、糸にかかる負担が大きくなるため、埋没法が取れやすい傾向にあるとされています。特に腫れぼったい一重の方は、持続期間が短くなるリスクがあります。
2. 目をこする癖・アレルギー
花粉症やアトピーなどで日常的に目をこする習慣がある方は、糸に物理的な負担がかかり続けるため、取れやすくなります。コンタクトレンズの装着時にまぶたを強く引っ張る行為も注意が必要です。
3. 加齢によるまぶたのたるみ
年齢を重ねると皮膚のハリが失われ、まぶたがたるんできます。皮膚が下がることで糸の固定力が相対的に弱まり、二重ラインが崩れてしまうことがあります。
4. 二重幅の設定が広すぎた
希望の仕上がりを追求するあまり、無理に広い二重幅で留めた場合、糸にかかるテンションが大きくなり、取れやすくなるとされています。自然な幅に比べて、幅広二重はどうしても持続期間が短くなる傾向があります。
5. 施術の技術・糸の留め方
術者の技術力や、糸の留め点の数・位置も持続性に大きく影響します。1点留めよりも2〜3点留めの方が安定しやすいとされていますが、適切な位置に留められていなければ点数を増やしても効果は限定的です。
埋没法が取れたときの修正方法
二重が取れてしまった場合の対処法は、主に以下の方法があります。状態に応じて医師と相談しながら最適な方法を選びましょう。
再度の埋没法(やり直し)
最も一般的な修正方法です。以前の糸を抜糸してから新たに埋没法を行う場合と、既存の糸はそのままに追加で埋没する場合があります。まぶたへの負担を考慮し、医師が判断します。
一般的には埋没法のやり直しは2〜3回が限度とされています。それ以上になるとまぶたの組織へのダメージが蓄積するため、切開法への切り替えを勧められることが多いです。
切開法への変更
何度も埋没法が取れてしまう方や、まぶたの厚みが原因で埋没法では安定しない方には、切開法(全切開・部分切開)が推奨されるケースがあります。切開法は皮膚と筋肉を直接縫合するため、半永久的な二重ラインが得られるとされています。
ただし、ダウンタイムが埋没法より長く(1〜2週間程度)、元に戻すことが困難なため、慎重な検討が必要です。
抜糸のみ
糸が残ったままで目にゴロゴロ感や違和感がある場合は、抜糸のみを行うこともあります。抜糸後にすぐ再施術できるかは状態によるため、医師の診察を受けてください。
埋没法のやり直し・修正にかかる費用の目安
費用はクリニックや施術内容によって大きく異なりますが、一般的な相場は以下のとおりです。
- 埋没法の再施術(やり直し):約3万〜15万円
- 抜糸のみ:約1万〜5万円(片目あたり)
- 切開法への変更:約15万〜40万円
多くのクリニックでは、初回施術から一定期間内であれば無料保証制度を設けています。保証内容はクリニックによって「1年保証」「3年保証」「永久保証」などさまざまです。契約前に保証の範囲と条件を必ず確認しておきましょう。
なお、他院で受けた施術のやり直しは保証対象外となるのが一般的で、初診料・抜糸費用・再施術費用が別途必要となるケースが多いです。
埋没法を長持ちさせるためのポイント
- 術後1週間はまぶたを触らない・こすらないことを徹底する
- 花粉症やアレルギーがある方は、目薬などで対策し、こする行為を極力避ける
- コンタクトレンズの装着は医師の指示に従い、無理にまぶたを引っ張らない
- アイメイクのクレンジングは優しく行い、強くこすらない
- 自分のまぶたの厚みに合った無理のない二重幅を設定する
- 実績が豊富で技術力の高い医師・クリニックを選ぶ
よくある質問(FAQ)
Q. 埋没法はどれくらいの期間で取れることが多いですか?
個人差が大きいですが、一般的には3〜5年程度で緩みが出始める方が多いとされています。まぶたの厚みや生活習慣によっては1年以内に取れるケースもあれば、10年以上持続する方もいます。
Q. 埋没法が片目だけ取れた場合、片目だけやり直せますか?
はい、片目だけの再施術は可能です。ただし、左右のバランスを整えるために両目の調整を勧められることもあります。医師と相談のうえ、最適な方法を選んでください。
Q. 取れた糸はまぶたの中に残っていても問題ありませんか?
使用される糸は医療用の安全な素材であるため、まぶた内に残っていても健康上の重大なリスクはないとされています。ただし、ゴロゴロとした違和感やチクチクする痛みがある場合は、抜糸が必要なケースもあるため、医師に相談してください。
Q. 埋没法のやり直しは何回までできますか?
一般的には2〜3回が目安とされています。回数が増えるほど、まぶたの組織にダメージが蓄積し、腫れやすくなったり仕上がりが不自然になるリスクが高まります。複数回取れてしまう方は、切開法への切り替えを検討されるとよいでしょう。
Q. 他院で受けた埋没法のやり直しは可能ですか?
多くのクリニックで他院修正に対応しています。ただし、前回の施術内容や現在のまぶたの状態を正確に把握するために、カウンセリングと診察が重要になります。まずは相談だけでも受けてみることをおすすめします。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の医療行為を推奨するものではありません。施術の適応やリスクは個人の状態によって異なるため、必ず医師の診察を受けたうえでご判断ください。記載の費用は目安であり、クリニックや施術内容によって異なります。美容医療は自由診療のため、公的医療保険の適用対象外です。


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